【番外編・カンボジア・プノンペン】
くまくんは、カンボジアのプノンペンに行って参りました。
今回の、内容は刺激が強いかもしれませんので…心臓の悪い方は見ない方がいいかもしれません。前回も触れましたが、今回の旅の目的は【出逢い】それだけです。
ガイドブックも何も持たず下調べも、宿も決めずにアジアに飛び出しました。
行ってびっくりするようなことも沢山ありました。
プノンペンのキリングフィールドと言うところに行きました。
こんなところです…
何でしょうか、がい骨です。
下から上まで全てです…。
ここでカンボジアの歴史を知ることになりました。
簡略して言いますと...
カンボジアのポルポト政権が1975年あたりから約3年間のわずかな期間で、
カンボジア人を虐殺していたという話です。
当時800万人いた人口のうち300万人が無差別に殺害されたのです...。
女性・子ども関係なく…。
知識人は真っ先にターゲットにされました。
眼鏡をかけて居る人、手が綺麗な人、外国に留学経験がある人、ダンサー、歌手、外国語を話す人、医者。
それだけで殺害されたのです。
とにかく恐ろしい場所でした...。
キリングフィールド…。その名の通り…処刑場。
日本語音声ガイドによって、案内してくれます。
何が驚きかと言うと…
まだ当時の衣服や骨が…地面から出てきてます。
月に一度係員が回収しているそうです。
回収された衣服↓↓
衝撃でした。
1970年代後半。
まだまだ最近の話です。
信じられません。
カンボジアはこれらの事を国際社会にばれないように超極秘で行っていたようです。
その時代を生き抜いた人達今のカンボジアで頑張っているのを見ると非常に何とも言えない気持ちになりました。カンボジアはアジアの中でも非常に貧しい国です。沢山の人が物乞いをしています。
カンボジアでは牛肉とお米しか生産できないそうです。
後の野菜などはベトナムやタイから全て輸入しているそうです。
なんて話でしょうか。
キリングフィールドに行った後から、僕は出来るだけ、物乞いや物売りに小額のお金をあげることにしました。
カンボジアのお札、日本円で10円程度です。10円渡すと子どもは満面の笑みです。
物価の差があまりにもあります。タイやベトナムと比べても物価の差はヒドイです。
他国の物乞いと明らかに違い、生きるのに必死でした。
子どもも大人も。
このことに関して…賛否両論あります。
お金をあげてその子のためになるのか?
という人も沢山いました。
しかし、子どもがそんなことをしているということは親の命令です。
それをしなければご飯を食べさせてもらえないかもしれません。
保育園に行けるでしょうか?
誰かがご飯食べさせてくれますか?
病院ありますか?
国が何とかしてくれますか?
という話です。
生きるのに精いっぱいです。
ワンちゃんだって、こんなにやせ細ってます。飼い主は後ろにいますが、同じです。
環境のいい所に育った僕らが、観光に来て偉そうなこと言う立場にありません。。。
まだまだ、地雷も埋まったままでそれで命を落とす方も多々。
光はあります。
カンボジアで野菜の生産を始めたと言う素晴らしい日本の方にお会いしました。
素晴らしいです。
この国が生まれ変わる事を切に願います。
日本に居ては分からない歴史も沢山あります。
カンボジアだけではなく、台湾でもそうです。
台湾に単に旅行される方はあまり知らないかもしれませんが。
228事件という台湾人2万人虐殺の歴史がありました。
日本統治時代が終わり、中国支配になった台湾で起こった事件。
国民党政権に反発する台湾人が政府に対して抗議をして始まりました。
中国から軍隊がやってきて…台湾人を無差別に殺害したのです。
台湾の歴史に付いて知りたい方は、日本語世代のおじいさん、おばあさんが228記念館で日本語ガイドをしてくれていますので、是非行ってみてください。日本人が台湾に来たら是非行くべき場所です。
日本語世代の皆さんがご高齢なのを考えると貴重なお話が聞けるのもあと僅かかもしれません。
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テーマ:旅行記 - ジャンル:旅行
- 2012/04/08(日) 02:40:13|
- カンボジア(旅の話)
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